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カタログ制作の掟(おきて)


メーカーカタログの掟
メーカーのカタログが担う、二つの顔 メーカーのカタログ、なかでも総合カタログに求められる最も基本的な役割は、ユーザーが製品を選ぶための「判断材料」をきちんと提供することにあります。どの製品にどんな特長があり、性能はどう違うのか。比較検討がしやすいよう、正確なスペック情報を整理して伝える——それがカタログの土台です。 ここでは、情緒的なコピーやイメージ訴求よりも、数字や仕様といった客観的な情報のほうが力を持ちます。「惹きつける」よりも「分かる」。メーカーのカタログにおいては、その誠実さこそが価値になります。 一方で、もう一つ忘れてはならない視点があります。カタログは、配布した瞬間に役目を終えるものではありません。ユーザーの机の上や書棚に置かれ、一定期間、静かにそこに居続ける媒体です。言わば、自社を代表して現場に派遣された“無言の営業マン”のような存在と言えるでしょう。 その棚には、当然ながら競合他社のカタログも並びます。その中で手に取られる存在であるためには、「情報が正しい」だけでは足りません。 表紙の佇まい、巻頭の導入、誌面全体から立ち上がる空気
narutaka yamada
1月23日読了時間: 2分
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